学会機関誌第1号が発刊されました。
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表紙
司法アクセスの理念と現状
法律扶助の法理・弁護士倫理・司法制度改革
司法アクセス学会編集委員会 編
発行元:三和書籍
ISBN978-4-86251-144-7価格:3,000円+税
→ 発行元(外部サイト)
「刊行にあたって」より
正義へのアクセスということは、21世紀日本社会の命運を決する要の一つとなっており、この課題に各方面の力が結集されて制度改革が進むことは、社会共通の希いである。そこで、われわれは、この問題を多角的に捉え、各方面におけるその進展をまとめるプログレス・レポート(研究報告)を公表することで、社会的論議を深めようと願うものである。
目次
第1部 論説─「司法アクセス」の理念
- 第1章 正義へのアクセス,その新たな波
桐蔭横浜大学学長 小島 武司 - 第2章 司法へのアクセス ─ウルフ・レポートが日本法に示唆するもの
筑波大学名誉教授 - 第3章 法律扶助の存在理由への一視角
東京大学大学院法学政治学研究科教授 太田 勝造 - 第4章 法律問題と司法へのアクセス
明治大学法学部教授 村山眞維
第2部個別研究─司法アクセスの現状と課題
- 第5章 草創期における法テラスの挑戦
前日本司法支援センター理事長・弁護士 寺井 一弘 - 第6章 立替金償還制度をめぐって─民事法律扶助の受給資格と利用者の負担
日本司法支援センター監査室長 大石 哲夫 - 第7章 プロ・ボノ活動と弁護士倫理Ⅰ 弁護士の責務とプロ・ボノ義務─論争の構図
弁護士 早野 貴文 - 第8章 法律扶助事業とプリペイド・リーガル・サーヴィス
弁護士 堤 淳一 - 第9章 「法へのアクセス」と民間の自律的関与
弁護士 大澤 恒夫
第3部特別寄稿
- 第10章 [講演]
外からみた日本の法曹人口・法曹養成─司法へのアクセスは本当に向上するか
東京大学教授 ダニエル・H・フット
[資料]
研究資料
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