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2013/05/10

司法アクセス学会第3回学術大会(2009年度)

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第3回(2009年度)司法アクセス学会大会 テーマ「司法アクセスを妨げるもの」

日時:2009年11月7日(土)
開催場所:弁護士会館2階クレオ

 司法改革の大きなうねりの中で,司法アクセスを高める種々の施策の実施が開始され,21世紀日本の司法アクセスは前世紀に比べて飛躍的に向上すると期待されています.

 しかしながら,司法アクセスの向上はいまだ緒に就いたばかりといえ,まだまだ多くの課題を抱えており,期待と現実の間には大きなギャップが存在します.

 司法へのアクセスを通じて法化社会を実現しようとの機運は,国民の間でまだ必ずしも盛り上がっているとは言い難い状況です.国民の中で,司法アクセス向上の諸施策の恩恵に浴し始めている層もいまだ一部に過ぎず,「社会的排除(social exclusion)」を受けている「社会的弱者(minority)」が人口的には必ずしも少数派であるとは限らないという状況は,大幅に改善されつつあるわけでもないといえます.司法アクセスを高めるためのさらなる施策を積極的に推し進める必要があるとされるゆえんです.

 このような状況に鑑みて,2009年度の司法アクセス学会の統一テーマとして「司法アクセスを妨げるもの」を掲げました.法システムへアクセスする利用者の側にどのような「妨げるもの」が存在しているのか,その改善策は何か,利用をインテイクする法システムの側にどのような「妨げるもの」が存在しているのか,その改善策は何か,具体的に議論を進めたいと思います.様々なるパースペクティヴから,司法アクセスに対する障碍となっている諸問題点を,理論ならびに実務・実践の両面で剔出し,それらの原因の究明と,長期・短期の両面から司法アクセス改善に取り組む方向性を模索したいということが,このテーマを掲げた趣旨です.



【スケジュール】
開会の辞:小島武司(理事長)

第一基調講演「法テラスの実情と課題」(仮題)
 岩瀬 徹(日本司法支援センター(法テラス)常務理事)

第二基調講演「利用者(企業)からみた弁護士サーヴィス」(仮題)
 中川英彦(日弁連市民会議委員・元京都大学法科大学院教授・元住友商事取締役)

シンポジウム「司法アクセスを妨げるもの」
 コーディネーター 太田勝造(東京大学教授)

     
  • 田中晴雄(日本司法支援センター本部事務局長・弁護士)
    「入口としての情報提供のあり方」(仮題)

  • 下谷内冨士子(社団法人消費生活相談者協会顧問)
    「消費生活相談の現場から」(仮題)

  • 守屋 明(関西学院大学教授)
    「地域における法律相談ネットワーク」(仮題)

  • 大河原眞美(高崎経済大学教授)
      「アクセス障害としての法律用語」(仮題)

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